2012-12-24 11:29:20

降誕祭2012:バチカンにおける教皇行事


間もなく降誕祭を迎える24日のローマは、雲間に時おり青空がのぞく、穏やかな天候となった。

バチカンの聖ペトロ広場には、南イタリア・モリーゼ州からもたらされたモミノキがそびえ、その横には大型のプレゼピオ(イエスの降誕を再現した馬小屋の模型)が、午後の除幕式を待っている。モミノキと一緒に恒例となっているプレゼピオだが、今年は南イタリア・バシリカータ州から贈られた人物像がバチカン職員製作の馬小屋に配置されている。

夕方、プレゼピオの除幕と共に、教皇ベネディクト16世はバチカン宮殿の書斎の窓辺に平和の灯をともされる。このともし火は「ベツレヘムの光」と呼ばれ、数週間前にベツレヘムの聖誕教会の洞窟から多くの国を経由してバチカンまで運ばれたもの。

この後、22時から、教皇は主の降誕を祝う深夜ミサをバチカンの聖ペトロ大聖堂で司式される。

そして、主の降誕の大祝日、25日の正午、教皇は大聖堂の中央バルコニーから、クリスマスメッセージと、ローマと世界に向けての祝福「ウルビ・エト・オルビ」をおくられる。








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