2012-12-13 17:29:38

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2012.12.12)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

「信仰年」のカテケーシスを続けながら、今日は神の自己啓示と救いの計画について考察しましょう。

聖書は、神の自己啓示と救いの計画の発展過程を、イスラエル民族の歴史、特にエジプト脱出と神との契約締結において示しています。

イスラエル民族は、長い世紀にわたりこれらの救いの出来事の記念を大切に育み、祝ってきました。そして、預言者たちを通し、すべての人々の救いのための新しい永遠の契約の到来を期待しながら、先を見つめることを学びました。

神の救いの計画は、人類の歴史において、徐々に実現されました。そして、受肉され、人となられた神の御子イエス・キリストの到来において、その頂点を迎えたのです。

わたしたちはこの待降節において、神の救いの計画の段階的な実現を観想し、神はキリストを通して絶えず人類のそばにおられるという事実に気づくよう招かれています。

この表面的で混沌とした現代世界のただ中にあって、ベトレヘムの馬小屋を満たしたあの光と喜びをわたしたちの生活の中に注ぎ込んでくださる神の現存を、信仰・希望・愛において認め、証しすることができますように。








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