2012-11-29 16:39:25

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2012.11.28)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

「信仰年」のカテケーシスを続けながら、今日は人間の心の奥底の最も深い願望への答えである神について、どのようにわたしたちの同時代人に伝えたらよいのかを考えてみましょう。

神について話すとは、すなわち、イエス・キリストの神を、わたしたちの時代の人々にもたらすということです。それはまた、福音のメッセージに対する確信を、静かに、謙虚に日々証ししていくということでもあります。

神を伝えること、それは「愛である神」の良きメッセージです。神は、イエス・キリストにおいて、わたしたちの間に住まわれ、十字架の犠牲に至るまでわたしたちを愛し、復活を通して永遠の生命の希望と約束をもたらしてくださる神です。

どのように神を伝えるのか、これにイエスは一つの模範を示してくれました。人々の抱える問題や日々の努力や必要に対する愛ある関心を通して、イエスは彼らを御父のもとに導くのです。

同時代の人々に神をもたらすために、家庭は特別に大切な役割を果たします。なぜなら家庭において、喜び・対話・赦し・愛のうちに、毎日の信仰生活は実践されるからです。

イエス・キリストの神は、愛によって贖われ、教会において人の国を神の国とするように招かれた者としての、わたしたちの重要さを啓示してくれました。







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