2012-11-09 18:43:28

教皇、国際刑事警察機構関係者に挨拶


教皇ベネディクト16世は、9日、国際刑事警察機構(インターポール)の関係者とお会いになった。

同機構は、5日から8日にわたりローマで第81回総会を開催していた。

190ヶ国が加盟するインターポールには、2008年よりバチカンも加わっている。

参加者への挨拶で教皇は、正しい社会は、平和的で安定した市民生活上の共存のために秩序を必要とすると強調。特にテロリズムや組織犯罪を「人類全体への侮辱」として強く非難された。

また教皇は、暴力との戦いは犯罪から社会を守ることを目標とするが、犯罪を正すことも必要と指摘。暴力と犯罪に対する取り組みに警察組織はもとより、社会全体が参加し、それぞれが正義と平和ある未来への責任を負っていくことが大切と説かれた。

さらに、犯罪撲滅の活動が、倫理的・法的規則にのっとり、人権を尊重するものであるよう願われた。








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