2012-10-25 18:28:22

教皇、6人の新枢機卿指名、11月に叙任式


教皇ベネディクト16世は、24日、6人の新しい枢機卿を発表された。

同日バチカンで行われた一般謁見の席で、教皇は来る11月24日に枢機卿会議を開催、この中で6名の新枢機卿の叙任式をとり行なう旨を告げられた。

今回、枢機卿に任命された6人の高位聖職者は、1名が教皇庁、5名が世界各地の教会で奉仕しており、大陸別の内訳では、アジアから3名、アメリカから2名、アフリカから各1名となっている。

新枢機卿6人は全員が80歳未満で、教皇選挙の投票権がある。

11月24日の叙任式によって、全枢機卿数は211人、そのうち教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿は120人、投票権を持たない80歳以上の枢機卿は91人となる。

このたび教皇によって指名された新枢機卿は以下のとおり。

1.ジェームス・マイケル・ハーヴェイ(米国、1949年生まれ)大司教、教皇公邸管理部長。枢機卿への指名と共に、サン・パウロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂首席司祭に任命。

2.べカラ・ブトロス・ライ(レバノン、1940年生まれ)マロン典礼アンティオキア総大司教。

3.バセリオス・クレミス・トトゥンカル(インド、1959年生まれ)シロ・マランカル典礼トリヴァンドルム首位大司教。

4.ジョン・オロルンフェミ・オナイエカン(ナイジェリア、1944年生まれ)アブジャ大司教。

5.ルーベン・サラサール・ゴメツ(コロンビア、1942年生まれ)ボゴタ大司教

6.ルイス・アントニオ・タグレ(フィリピン、1957生まれ)マニラ大司教。

教皇はこれらの新枢機卿たちが勇気と献身をもってキリストとその教会を常に愛することができるよう、聖母の取次ぎを祈って欲しいと、すべての信者に願われた。







All the contents on this site are copyrighted ©.