2012-10-15 19:00:43

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2012.10.10)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

今日は第2バチカン公会議開始50周年記念をテーマに話したいと思います。

この公会議の期間中、司教たちばかりではなく、全教会が熱心な関心を持ってそれを見つめていたことをよく覚えています。

明日から「信仰年」が始まります。今、あの偉大な第2バチカン公会議の公文書に立ち戻ることはますます大切なことです。

福者教皇ヨハネ23世は、公会議開始の際に、変わることのないものはそのまま保ちながらも、「刷新された方法」で信仰の真理の宣言が必要であると強調されました。

神を忘れ去ったような今の時代に、公会議の深いメッセージを思い起こすことは、誠に必要なことです。キリスト教は三位一体の神への信仰と、生活に意義と方向性を与えてくれるイエス・キリストとの深い交わりと出会いにあることを教えています。 すべてはここから始まります。

公会議の時のように、現在も、神は確かに現存しておられるという事実を認識しましょう。神はわたしたちを見守ってくださいます。神はわたしに答えてくださいます。

人は神を忘れる時、人間の尊厳にとって最も大切な根本的なことをも忘れてしまいます。

公会議50周年記念は、わたしたちを救い、永遠の幸福に導く神の愛のメッセージをすべての人々に伝達する使命を、教会はその全メンバーと共に負っていることを思い起こさせてくれます。








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