2012-10-02 14:36:38

教皇、4日にロレート巡礼、第2バチカン公会議開催50年を記念し


教皇ベネディクト16世は、4日、イタリア中部・マルケ州のロレートを司牧訪問される。

ロレートはイタリア有数の聖母巡礼地。同地の聖母巡礼聖堂の内部には、ナザレの聖母マリアの家族が暮らし、そこで聖母マリアが受胎告知を受けたと伝えられる家、「サンタ・カーサ」が保管されている。

今年は第2バチカン公会議開催50年を記念するにあたり、10月には「新しい福音宣教」をテーマとするシノドス(世界代表司教会議・10月7日~同28日)が開かれると共に、「信仰年」(10月11日~来年11月24日)が開幕する。

ベネディクト16世のこのたびのロレート訪問は、今から50年前、第2バチカン公会議開幕を1週間後に控えた1962年10月4日、時の教皇、福者ヨハネ23世が公会議の実りを祈るためにロレートを巡礼したことを思い起こすもの。

現教皇がロレートを訪れるのは、2007年9月にロレートで開催された若者の集いに出席されたのを初回として、今回で2回目。ちなみに枢機卿時代には7回同地へ巡礼を行われている。

4日朝、教皇はバチカンからヘリコプターで出発され、午前10時頃、ロレート郊外モントルソ地区のヨハネ・パウロ2世青年司牧センターに到着。ロレートの聖母巡礼聖堂で祈りの時を持たれ、この後、広場でミサを司式される。同日午後、再びモントルソ経由でバチカンに戻られる。








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