2012-09-17 18:10:22

教皇、レバノン訪問終了「宗教の共存守り、兄弟愛を強めよう」


レバノンを訪れていた教皇ベネディクト16世は、16日夜、3日間の訪問を終え、ローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に戻られた。

この訪問で、教皇は、2010年にバチカンで開かれた「中東のためのシノドス(代表司教会議)」後の指針として自ら記された「使徒的勧告:『エクレジア・イン・メディオ・オリエンテ』」の署名と公布を行なうと共に、レバノンと中東の教会を励ますことを目的とされていた。

ベイルート空港で行われた送別式で、教皇は、政府当局はもとより、他のキリスト教教会、イスラム教関係者にも滞在中の歓迎に心からの感謝を述べられた。

教皇はレバノンが異なる宗教の伝統の共存を守ると同時に、すべての人民間の交わりと兄弟愛を強めて欲しいと願い、レバノンと全中東の平和を祈られた。








All the contents on this site are copyrighted ©.