2012-08-24 18:25:16

「宣教に貢献する、成熟し責任ある信徒の養成を」教皇、カトリックアクション関係者に


教皇ベネディクト16世は、ルーマニアのヤシで開催されたカトリックアクション国際フォーラム第6回総会にメッセージをおくられた。

22日から26日まで行われるこの総会には、4大陸・35カ国のカトリックアクションの代表が参加。「カトリックアクションの信徒:教会と社会における連帯責任」というテーマの下、発表や討議が行われた。

教皇は関係者へのメッセージで、教会において信徒が連帯的な責任を担うためには、聖職者の単なる「協力者」としてではなく、教会生活での「共同責任者」としての、メンタリティーの変化が必要と述べられた。

そして、教会の宣教に独自の貢献ができる、成熟し責任ある信徒を養成することが大切と強調された。

教皇は信徒らに、祈りや勉強、教会活動への参加を通して教会のミッションにたずさわりながら、世界に注意深く前向きな眼差しを向け、時代のしるしを見極めて欲しいと希望。

社会・文化の変化の激しい現代において、それぞれのカリスマを精一杯生きながら、新しい福音宣教に挑戦するよう励まされた。








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