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2012-07-05 17:50:50
教皇のレバノン司牧訪問「平和を人々と共に祈る機会に」
教皇ベネディクト16世は、「中東シノドス後の使徒的勧告」の署名・発布のために、今年9月、レバノンへ赴かれる。
この訪問について、準備にたずさわるマルワン・タベ神父は、バチカンを通して発表された教皇の訪問の公式日程がレバノン国内のメディアに広く取り上げられるなど、同国民は教皇を歓迎していると述べた。
タベ神父は、教皇の訪問は、カトリック教会関係者だけではなく、イスラム教や正教会の指導者、政治や各界の代表者らの出会いをも通して、レバノンと中東の社会に平和のメッセージを伝えるだろうと話した。
教皇は3日間の滞在中、様々な行事を予定されているが、同神父によれば、特に教皇と若者たちの出会いには多くの青年たちの参加が予想され、教皇到着2日前には、大きな競技場で準備集会も開催されるという。
教皇はキリストの平和のメッセージを携えてレバノンを訪れ、シリアをはじめ中東地域の平和を推進し、異なる宗教間の共存を新たに構築するために、人々と共に祈りたいと真摯に願っておられると、タベ神父は「平和の巡礼者」としての教皇訪問の意義を強調した。
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