2012-06-13 18:12:17

教皇、ローマ教区会議を開催「洗礼の意味を改めて考えよう」


教皇ベネディクト16世は、11日夕、ローマ教区の会議のめ、ラテランの聖ヨハネ大聖堂を訪問された。

ローマ教区はこのたび司牧計画の進行状況を話し合う教会会議を3日間にわたり開催。教皇はその開幕に当たり、会議のテーマ「行って、洗礼を授け、教え、弟子としなさい。洗礼の素晴らしさを再発見しよう」を基調とした講話を行われた。

この中で教皇は、なぜキリストの弟子となるために洗礼は必要なのか、この秘跡の深遠な意味はどこにあるのかを考えるように招かれた。

教皇は、その第一の答えは、洗礼の秘跡の式文の「父と、子と、聖霊の御名によって」という言葉の中にあると述べ、洗礼によって人は至聖三位一体の神性の中に浸され、神の御名の中に入れられたわたしたちはその御名を自分のものとし、その証し人になるのであると話された。

また、洗礼を受けた者は、決して「自分のためだけにある」孤立した存在ではなく、キリストの神秘体全体と一致し、連帯した存在であることを忘れてはならないとも強調された。

初日の会議に出席された教皇は、夜、バチカンに戻られた。








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