2012-05-11 14:14:22

教皇、13日イタリア中部、アレッツオとラ・ベルナ、サンセポルクロへ


教皇ベネディクト16世は、13日、イタリア・トスカーナ州のアレッツォ=コルトーナ=サンセポルクロ教区を司牧訪問される。

この日、教皇は教区内のアレッツォ、ラ・ベルナ、サンセポルクロの3ヶ所で、ミサをはじめとする公式行事を持たれる。

教皇が同教区を訪れるのは、福者ヨハネ・パウロ2世の1993年の訪問以来。特にサンセポルクロは町の創立から今年で1000年を祝うが、同地への教皇の訪問はおよそ500年ぶりということもあり、現地は喜びに沸いている。

教皇の一日の行程は、アレッツォ市から始まる。同日午前、教皇は大聖堂に近接する緑地公園で信者と共にミサを捧げられる。この後、教皇は大聖堂内で祈りの時を持たれ、大司教館でトスカーナ地方の司教らとお会いになる。

午後、教皇はキウジ・デラ・ヴェルナ市に移動し、アッシジの聖フランシスコが聖痕を受けた場所として知られるラ・ベルナ巡礼聖堂を訪問。現地でトスカーナ州のフランシスコ会系修道者、クララ会修道女、また地元の各会の修道者らと交流される。

夕方、教皇はこの日の最後の訪問先、サンセポルクロ市に向かわれる。同地の大聖堂を訪れた後、市内の広場で市民に挨拶をおくられる。

そして、同日夜、教皇はバチカンに戻られる予定。








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