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2012-05-07 19:24:46
「主の愛のもとに主のぶどう畑で成長する」教皇、日曜の祈り
教皇ベネディクト16世は、バチカンで6日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えられた。
集いの説教で教皇は、この日の福音朗読箇所を解説。「わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である」(同15,1)というイエスの言葉で始まる「ぶどうの木のたとえ」(ヨハネ15,1-8)を観想された。
聖書においてイスラエルは、神に忠実な時、しばしば豊かなぶどう畑にたとえられ、神から遠ざかる時、それは「人の心を喜ばせるぶどう酒(詩編104,15)」を作りだすことのできない、不毛の地となると教皇は話された。
神の真のぶどう畑、真のぶどうの木はイエスであると述べた教皇は、イエスの愛の犠牲がわたしたちに救いをもたらし、わたしたちにこのぶどう畑の一部となる道を開くと説かれた。
キリストが神なる御父の愛に留まるように、弟子たちもイエスと深く一致するならば、彼らは師イエスの言葉によって賢明に手入れされ、豊かに実をむすぶ枝となると教皇は強調。
洗礼の日に、教会はわたしたちをイエスの過ぎ越しの神秘に、イエスご自身に接木したが、ここからわたしたちは神の命に参与するための貴重な力を汲み取り、教会の司牧者の助けを得て、主の愛のもとに主のぶどう畑で成長するのであると話された。
教皇は、わたしたち一人ひとりがイエスにつながった枝として、祈りと秘跡、愛徳の業を通して、主との一致のうちに毎日成長し、主に固く留まりながら、わたしたちのすべての業を始めから終わりまで主に帰すことができるようにと祈られた。
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