2012-04-20 16:21:16

「祈り、聖霊に満たされるキリスト教共同体」教皇一般謁見


教皇ベネディクト16世は、バチカンで18日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

謁見中の教皇によるカテケーシスの要約は以下のとおり。

********

親愛なる兄弟姉妹の皆さん

キリスト教的祈りについてのカテケーシスを続けながら、今日は聖霊降臨において聖霊の降臨を待ちつつ使徒たちと共に祈る聖母マリアの祈りから、使徒言行録第4章の中で語られる「小聖霊降臨」に目を移してみましょう。

聖ペトロと聖ヨハネの逮捕と解放の後、キリスト教共同体は祈りの中に集っていました。「彼らが集まって祈っていた場所が揺れ動き、一同は聖霊に満たされて大胆に神のことばを語りました」(使徒言行録4,31)。

この祈りは、初代共同体の一致が、迫害の前にあっても恐れることなく神のことばを宣言できることだけを願っていたことを示しています。

彼らは現実に起きている出来事を、キリストの神秘における預言の成就と、神の救いの計画の光の下に判断する努力をしていたのです。そして、神の力とその助けによって、キリストの福音の宣教に神がいつも共にいてくださるようにと祈っていました。

わたしたちもキリストの光の下に、神の愛の計画を識別し、決し落胆させることのない希望を与えてくれる、聖霊の賜物を受けることができますように。








All the contents on this site are copyrighted ©.