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2012-04-12 18:50:05
「復活されたキリストと共に歩もう」教皇一般謁見
教皇ベネディクト16世は、バチカンで11日、水曜恒例の一般謁見を行われた。
復活祭の一連の宗教行事後、教皇はローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に移られたが、この午前中は一般謁見のためバチカンに戻られた。
謁見の聖ペトロ広場は、復活祭直後ということもあり、大勢の巡礼者で活気にあふれた。
この日のカテケーシス(教会の教えの解説)で教皇は、イエスの復活が弟子たちにもたらした変化を考察、わたしたちも復活の主に変容されていこうと呼びかけられた。
教皇のカテケーシスの要約は以下のとおり。
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親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日の一般謁見は、復活祭の霊的な喜びと、死と罪に対するキリストの勝利の喜びに満ちています。
エルサレムの高間において、復活された主が弟子たちに現れ、その救いをもたらす傷跡を示したとき、彼らの人生は完全に変えられました。そして、キリストは弟子たちを派遣しました。(ヨハネ14,27)
弟子たちのこの派遣は、教会の旅の開始をしるしました。教会は、復活の真理と、復活がもたらす新しい生命を、あらゆる時代の人々に証しするように呼ばれた、新しい契約の民です。
今日もまた、主はわたしたちの心と、わたしたちの家庭の中に、喜びと平和、生命と希望の賜物を携えて入ってこられます。
エマオに向かうあの弟子たちのように、わたしたちも我々の間に現存される主を、その御言葉とパンを裂くことにおいて、認識することができますように。
復活節の間、わたしたちも復活されたキリストと共に歩む決意を固めましょう。そして、キリストに対する信仰と、キリストの復活の力によって、わたしたちの生活そのものをも変容させていきましょう。
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