2012-02-01 18:58:36

ベヴィラックア枢機卿逝去、米フィラデルフィア名誉大司教


米国フィラデルフィア教区の大司教を務めたアンソニー・ジョゼフ・ベヴィラックア枢機卿が、1日、逝去した。88歳だった。

ベヴィラックア枢機卿は、1923年、ニューヨークのイタリア系移民の家庭に生まれた。1949年、司祭叙階。ローマの教皇庁立グレゴリアン大学で教会法、コロンビア大学で政治学、ニューヨークのセント・ジョーンズ大学で市民法を修めた。1980年、ブルックリン補佐司教、3年後にピッツバーグ司教、1988年にフィラデルフィア大司教(2003年、現職引退)となった。1991年、枢機卿に任命された。

教皇ベネディクト16世は、現地の教会関係者に宛てた弔電で、ベヴィラックア枢機卿の社会正義を目指した長年の取り組み、移民司牧、第2バチカン公会議後の教会法改正における大きな貢献を思い起こされると共に、同枢機卿の冥福を心から祈られた。








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