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2012-01-17 17:11:37
世界難民・移住移動者の日:教皇「移民現象の中で新しい福音宣教を」
教皇ベネディクト16世は、バチカンで15日、日曜正午の祈りの集いを持たれた。
この日、カトリック教会は「第98回世界難民・移住移動者の日」を記念した(日本では毎年9月第4日曜日に設定されている)。
移住という世界的な現象の中にある多くの人々に思いを向けられた教皇は、これらの人々を単に数として捉えず、平和に生きられる場所を求める一人ひとりの人間であることを思い出して欲しいと訴えられた。
教皇は今年の「難民・移住移動者の日」のテーマ、「移住と新しい福音宣教」に触れ、移民は福音宣教の対象であるばかりでなく、現代社会に福音を告げるための主役にもなりうると強調。聖ペトロ広場に集ったローマの移民共同体の代表者らに温かい挨拶をおくられた。
また、教皇は今月18日から25日まで「キリスト教一致祈祷週間」・テーマ:「わたしたちは皆、主イエス・キリストの勝利によって変えられます」(一コリント15・51-58)が行われることを紹介。個人およびグループが皆心を合わせ、キリストの弟子たちの完全な一致の恵みを神に祈るよう願われた。
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