2012-01-06 16:34:37

教皇、2月に枢機卿会議招集:22名の新枢機卿を指名


教皇ベネディクト16世は、今年2月に枢機卿会議を開催、この中で新枢機卿の任命式を行われる。

典礼暦で主の公現を祝った6日朝、教皇はバチカンの聖ペトロ大聖堂でミサを捧げられた。

続いて行われた正午の祈りの集いで、教皇は2月18日に枢機卿会議を招集する旨を発表。この中で新しい枢機卿22名を任命したいと述べられた。

そして、教皇は新枢機卿となる人々の名を喜びと共に告げられた。

22人の新枢機卿は、世界各地を出身とし、教皇庁の諸部門や、各国の教会の司牧の現場で働く大司教および司教18名と、80歳以上で教会への優れた奉仕が認められた高位聖職者および司祭4名からなる。

教皇は、これら新枢機卿がよりいっそうの勇気と勤勉をもってキリストと教会のための愛を証しすることができるように、聖母の取次ぎを皆で祈るよう招かれた。

このたび新しく枢機卿に指名された人々は以下のとおり。

1.フェルナンド・フィローニ大司教、福音宣教省長官(イタリア)

2.マヌエル・モンテイロ・デ・カストロ大司教、内赦院長(ポルトガル)

3.サントス・アブリル・イ・カスティリョ大司教、教皇直属バシリカ・サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂首席司祭(スペイン)

4.アントニオ・マリア・ヴェリョ大司教、移住・移動者司牧評議会議長(イタリア)

5.ジュゼッペ・ベルテッロ大司教、バチカン市国委員会議長・バチカン市国行政庁長官(イタリア)

6.フランチェスコ・コッコパルメリオ大司教、法文評議会議長(イタリア)

7.ジョアン・ブラツ・ジ・アヴィス大司教、奉献・使徒的生活会省長官(ブラジル)

8.エドウィン・フレデリック・オブライエン大司教、エルサレム聖墳墓騎士団団長代行(米国)

9.ドメニコ・カルカーニョ大司教、聖座財産管理局局長(イタリア)

10.ジュゼッペ・ヴェルサルディ大司教、聖座財務局局長(イタリア)

11.ジョージ・アレンケリー、シロ・マラバル典礼エルナクラム=アンガマリ総大司教(インド)

12.トーマス・クリストファー・コリンズ、トロント大司教(カナダ)

13.ドミニク・ドゥカ、プラハ大司教(チェコ)

14.ウィレム・ジャコブス・エイック、ユトレヒト大司教(オランダ)

15.ジュゼッペ・ベトーリ、フィレンツェ大司教(イタリア)

16.ティモシー・マイケル・ドラン、ニューヨーク大司教(米国)

17.ライナー・マリア・ウォルキー、ベルリン大司教(ドイツ)

18.ジョン・トン・ホン、香港司教(中国)

(以下80歳以上の枢機卿)

19.ルチアン・ムレザン、ファガラシおよびアルバ・ユリア総大司教(ルーマニア)

20.モンシニョーレ・ジュリアン・リエズ、ナミュール教区司祭、ルーバン・カトリック大学宗教史学名誉教授(ベルギー)

21.プロスペル・グレック神父、聖アウグスチノ修道会、ローマの諸大学の名誉教授、教理省顧問(マルタ)

22.カール・ベッカー神父、イエズス会、教皇庁立グレゴリアン大学名誉教授、長年にわたる教理省顧問(ドイツ)








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