2011-10-21 18:33:38

オーストラリア司教団のバチカン定期訪問


教皇ベネディクト16世は、20日、オーストラリアの司教団とお会いになった。

同国の司教らは、定期訪問のためバチカンを訪れていた。

司教たちへの挨拶で教皇は、2008年にシドニーで開催された世界青年の日大会(ワールドユースデー)と、オーストラリア初の聖人、メアリー・マキロップの昨年の列聖式がもたらした大きな実りを思い起こされ、これからも同国の教会が未来に信頼に満ちた眼差しを向けて進んで行くことができるよう勇気付けをおくられた。

中でも教皇は、新しい宣教に積極的に取り組み、福音のメッセージを社会全体に伝えるためにも、教育の重要性を再認識し、教育者や両親の育成にも心を砕きながら、若者や子どもたちの宗教教育・人間形成に力を注ぐことを勧められた。

また、過去の教会内の聖職者たちの過ちを誠実さと謙遜をもって正し、教会のよりよい未来を目指しながら、司祭たちと共に魂の司牧者として、人々を愛と真理に導くよう司教らに願われた。








All the contents on this site are copyrighted ©.