2011-10-12 16:32:47

平和的共存とすべての人の権利尊重を、教皇、エジプトにアピール


教皇ベネディクト16世は、12日の一般謁見で、エジプトで起きた暴力的衝突に対し、平和的共存への努力をアピールされた。

9日、エジプトの首都カイロで起きた、コプト正教会の信徒のデモ隊と治安部隊の衝突は、30人近い死者と、300人以上の負傷者を出した。

教皇はこの事件に深い悲しみを表され、犠牲者の遺族と、国内の共同体間の平和的共存を脅かすこの出来事に引き裂かれたすべてのエジプト国民の苦しみに心を合わせられた。

特に過渡期にあるエジプトにとって、平和的共存を守ることは不可欠であると教皇は強調。

エジプトの社会が、正義と、すべての市民の自由と尊厳の尊重に基づく、真の平和を享受できるよう、信者らを祈りに招くと共に、すべての人の権利を尊重する一致した社会の構築のために、同国の政治・宗教関係者の努力を励まされた。








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