2011-09-06 17:28:50

教皇ベネディクト16世アンコーナ司牧訪問プログラム


教皇ベネディクト16世アンコーナ司牧訪問

教皇ベネディクト16世は来る9月11日日曜日、中部イタリア・マルケ州の州都アンコーナを司牧訪問される。このたびその司牧訪問プログラムが教皇庁より発表された。

当地アンコーナでは目下9月3日より11日までイタリア全国聖体大会が開催中。教皇はその最終日の荘厳ミサを司式するのが今回の司牧訪問のメイン。

教皇が訪問するアンコーナは中部イタリア・マルケ州の中心的な都市で紀元前のギリシャ殖民都市を起源とするアドリア海に面する古い歴史の港湾都市。2013年には町の創立2400年記念が祝われる。紀元前387年にはギリシャ人によりギリシャ殖民地として創立され「アコン」と呼ばれていた。

アンコーナにおけるキリスト教の歴史も古く、聖アウグステイーヌスの伝えるところによると、エルサレムでの最初の殉教者聖ステファノの殉教の際、その殉教に居合わせたアンコーナの一人の船乗りが聖ステファノの殉教に使用された石の一つをアンコーナに持ち帰ったという。その石は今日までも大切に教区博物館に保管されている。アンコーナ最古の大聖堂は聖ステファノに捧げられた。3世紀には壮麗な大聖堂が建造され今日に至る。

11日日曜日午前8時半に教皇はヘリコプターにてバチカンを出発
9時15分  アンコーナ到着 アンコーナ港にて教皇歓迎式
10時    アンコーナ造船所にて第25回イタリア全国聖体大会閉会ミサ
       ミサ後アンジェラスの祈り
12時半   ミサ終了後教皇車にてコッレ・アメーナの司牧センターへ
13時半   コッレ・アメーナ司牧センターにて司教たち、労働者およびイタリア・カリタスの貧者たちと共に昼食
17時    聖チリアコ大聖堂にて家族および司祭たちとの出会い
18時    プレビシート広場にて若い婚約者たちとの出会い
18時半   アンコーナ港へ
18時45分 ヘリコプターにてアンコーナ出発
19時半   バチカンへ帰還








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