2011-08-19 20:03:22

WYDマドリッド:教皇、若い修道女たちや大学教員らに励まし


教皇ベネディクト16世は、マドリッド訪問2日目の19日、スペイン国王と会見、続いて、若い修道女たちや、大学教員らとの集いを持たれた。

まず、教皇はマドリッド郊外のサルスエラ宮殿に、スペイン国王夫妻を表敬訪問。フアン・カルロス1世国王との会談後、王室関係者と懇談された。教皇は国王に、ローマのスペイン広場にあるスペイン大使館と無原罪の聖母のモニュメントを描いたモザイク画を贈られた。

次に教皇はエル・エスコリアルに向かわれ、宮殿の中庭で修道女たちとお会いになった。この集いには、観想修道会を含む、様々な修道会から1600人の若い修道女たちが参加、歌や歓声で教皇との出会いの喜びをいっぱいに表した。

教皇は、世界青年の日マドリッド大会のテーマ「キリストに根を下ろして造り上げられ、信仰をしっかり守りなさい」(コロサイ2,7)は、修道者にとって、全霊をあげてイエス・キリストの愛の根源を目指すことと述べ、修道者として生きた聖人たちの生涯を思い起こされた。そして、キリストとの個人的な出会いを、それぞれが修道生活の中で証ししていくようにと願われた。

また、エル・エスコリアルの大聖堂内で行われた大学の若い教員たちへの挨拶で、教皇はご自分の大学教授時代の経験に触れながら、自分の専門が実用に適していることに満足するのでなく、真理を追い求め続け、若者たちにも真理への熱望を起こさせる教育が必要と話された。








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