2011-08-01 18:45:15

教皇、ドイツ・トラウンシュタインの使節とお会いに


教皇ベネディクト16世は、30日、ドイツ・バイエルン州トラウンシュタインの使節とお会いになった。

ベネディクト16世は、今年6月29日、使徒聖ペトロ・聖パウロの大祝日に、司祭叙階60周年を祝われた。トラウンシュタインは、1951年7月8日、ラッツィンガー神父が叙階後、初めてミサを捧げた地である。

この日の夕方、ローマ郊外カステルガンドルフォの教皇離宮を訪れた使節団は、教皇に、地域社会に貢献した人物に贈られる「名誉の指輪」を贈呈した。

この後、使節の主催で教皇の司祭叙階60周年を記念するコンサートが開かれ、教会の聖歌隊や民族音楽のグループがバイエルン地方の音楽や舞踏を披露した。

故郷の懐かしい調べに耳を傾けられた教皇は、関係者に心からの感謝を表され、バイエルンの美しい文化、豊かな自然と親切で喜びに満ちた人々を思い起こされた。

喜びや調和が育つには私たちの上に天が開けていなければならないと教皇は述べ、晴れた日ばかりでなく、暗い谷間を行く時も、神が私たちを愛しておられることを確信していることが大切であると説かれた。

教皇はカトリック信者であるとは、世界に向けて開き、世界を愛し、共に信じることと話し、人生と未来に「はい」と言い、信仰の光の中をたゆまず歩んで欲しいと皆を励まされた。








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