2011-05-31 18:20:15

新福音化推進評議会関係者に教皇の励まし


教皇ベネディクト16世は、30日、新福音宣教推進評議会のメンバーとお会いになった。

同評議会(議長:サルヴァトーレ・フィジケッラ大司教)は、昨年10月に教皇庁に創設された新しい機関。特にキリスト教の古い伝統を持つ地域・国々における今日の信仰の危機に応え、新たな福音宣教を推進することを目的としている。

教皇は関係者への挨拶で、現代の世俗主義がキリスト教の伝統国にも深刻な影響を与えていることに憂慮を表され、こうしたキリスト教生活の危機に対して、新しいアプローチを持った福音宣教の必要性を強調された。

福音は常にキリストの救いの業を新しく告げ続けるものであり、人類を神の神秘と愛に参与させ、信頼できる強い希望に未来を開くためにも、文化的変容の激しい社会に注意深く対応する新しい福音宣教の形を模索することが大切と教皇は述べた。

しばしば無関心で無感覚な現代人の心に触れる福音宣教を目指すよう、教皇は新しい評議会の出発とその使命を励まされた。








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