2011-05-30 18:54:09

教皇ベネディクト16世クロアチア公式訪問


教皇ベネディクト16世は6月4日5日両日クロアチアを訪問される
今回の教皇司牧訪問は現教皇にとって第19回目の公式司牧訪問にあたる。
「クロアチア・カトリック家庭の日」の行事に参加するのが主な目的。
教皇訪問はクロアチアの首都ザガレブだけに限定。
今回の教皇クロアチア訪問は2日間と短期ではあるが、主に3つの宗教行事が計画されている。
「若者たちとの前夜の祈りの集会」「クロアチア・カトリック家庭の日のためのミサ聖祭」「福者ステピナッチ枢機卿の墓前での晩課の祈り」。
これらの主要3行事のほかにもいくつかの出会いが予定されている。
「歓迎式」「クロアチア共和国大統領表敬訪問」「首相との出会い」「クロアチアにおける政治、学問、文化、出版、および各国外交団、宗教関係者たちとの出会い」などが行われる。

最初の公式行事「若者たちとの祈りの集会」は、5月4日土曜日の午後7時半からザガレブのヨーシップ・イェラチッチ広場で行われる。この祈りの集会にはクロアチア全国の小教区から多くの若者たちが徒歩で巡礼者として参加予定。若者たちはザガレブの保護者「ピエトラ門の聖母」と呼ばれ篤い崇敬を集めている聖母像を行列をもって会場に運びこみ、この聖母をかこんで祈りの集会を挙行する。

第二の公式行事「クロアチア・カトリック家庭の日のミサ」は6月5日日曜日午前10時からザガレブ競馬場で野外ミサとして捧げられる。ミサはラテン語、クロアチア語およびイタリア語で捧げられる。ミサ中の聖歌は全国から集められた各小教区の聖歌隊が受け持つ。

第三の行事として5日午後5時からザガレブ司教座大聖堂内の福者アロイジオ・ステピナッチ枢機卿の墓前で「晩課の祈り」が唱えられる。この晩課の祈りには主にクロアチアの司教たち、司祭、修道者、修道女および神学生たちが参加する。

全ての行事を終えられ教皇は午後7時15分、ザガレブを発たれバチカンへの帰路につかれる。








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