2011-04-12 18:18:06

9月の教皇によるドイツ司牧訪問の概要


教皇ベネディクト16世が今年9月に行われるドイツ司牧訪問の概要が、12日、同国司教協議会より発表された。

教皇のドイツ訪問は、9月22日から25日の4日間。

ドイツ司教協議会によれば、教皇はこの滞在中、ベルリン、エアフルト、フライブルグの3都市での宿泊と、3つの教区での典礼行事を予定されている。

エアフルトはマルティン・ルターが大学で学び、修道者時代を過ごした場所であることから、同地への教皇訪問のエキュメニカルな意味を司教らは指摘している。

首都ベルリンへの教皇の訪問では、政府関係者との出会いや、連邦議会での講演が行われる。

教皇のドイツ滞在の主な内容は以下のとおり。

9月22日(木)午前、教皇はベルリンに到着、ベルビュー宮殿でクリスティアン・ヴルフ大統領の歓迎を受けられる。午後、連邦議会での講演とシャルロッテンブルク宮殿前広場でのミサが行われる。

23日(金)午前、エアフルトに移動。大聖堂での教皇の挨拶と、聖アウグスチノ会修道院におけるドイツ福音教会代表者らとのエキュメニカルな対話と祈りの集い。午後、アイクスフェルトのエッツェルスバッハ巡礼聖堂を訪問。

24日(土)午前、エアフルトの大聖堂で教皇ミサ。午後、ラール経由でフライブルグへ。司教座大聖堂訪問、大聖堂前広場で市民に挨拶。正教会関係者との出会い。夜、見本市地区で若者たちとの祈りの集いが行われる。

25日(日)午前、フライブルグ空港で教皇ミサ。午後、ドイツ司教団と昼食。フライブルグのコンサートホールで講演。ドイツ司牧訪問終了、ラール空港からローマへ。

これらの行事のほか、ユダヤ教、イスラム教関係者との出会い、アンゲラ・メルケル首相およびノルベルト・ラマート連邦議会議長との会談等が予定されている。

詳細な公式日程は、後日発表される。








All the contents on this site are copyrighted ©.