2011-03-30 18:20:07

教皇、コートジボアールに対話と平和的共存アピール
 


教皇ベネディクト16世は、30日の一般謁見の席で、内戦が続くコートジボアールに平和を呼びかけられた。

コートジボアールでは、昨年11月の大統領選挙の結果をめぐる混乱が続き、流血の衝突でこれまで500人以上の死者と50万人の難民を出している。

教皇は、内戦と社会・政治の緊張状態に苦しむ同国の国民に思いを寄せられ、共通善のための建設的対話を一刻も早く取り戻すことができるようにと願われた。

悲劇的な衝突が続く中、尊重と平和的共存の再構築は急務であると強調された教皇は、ご自身と教会全体の連帯を闘争の犠牲者に表し、和解と平和を勇気づけるために、正義と平和評議会議長ピーター・タークソン・コドヴォ枢機卿を同国に派遣する旨を伝えられた。







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