教皇、キプロスのクリゾストモス２世大主教とお会いに

教皇ベネディクト16世は、28日、キプロス正教会のクリゾストモス２世大主教の訪問を受けられた。

教皇とクリゾストモス２世大主教の会見は、2007年６月の同大主教のローマ訪問の際と、2010年６月の教皇のキプロス訪問時に続き、今回で３回目となる。

両者の会談では、特に中東のキリスト教徒をめぐる状況や、キプロス島における信教の自由などがテーマとなった。

同日、クリゾストモス２世大主教は、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿とも会談した。

大主教は、30日までローマに滞在し、その間、教皇庁の東方教会省、キリスト教一致推進評議会、文化評議会、諸宗教対話評議会の責任者らとの出会いを予定している。