2011-03-24 17:57:46

台湾のキリスト教徒、日本に連帯示し、共に祈る


台湾のキリスト教関係者らは、東日本大震災下にあるすべての被災者のために一致して祈りを捧げた。

カトリック系通信AsiaNewsは、台湾南投県埔里鎮桃米村の「ペーパードーム」で22日、カトリックとプロテスタントの信者たちが集い、日本の大震災のすべての犠牲者のために、また、生存者たちが早く家に帰ることができるよう祈りを捧げたと伝えた。

この祈りの集いは地元のNGOの主催で行われた。

このペーパードームは、1995年、阪神・淡路大震災で焼失したカトリック鷹取教会の敷地に、集会所として建築家・板茂氏の提案によって建設されたものを、2005年の解体後に、台湾に移設したもの。桃米村は1999年の台湾大震災の被害が大きかった場所で、2008年に同地に再び完成したこの紙のドームは、震災者間の経験の交換と慰め、再建の場となってきた。

台湾では、カトリック司教協議会のアピールによって、この四旬節の間、教会や大学で日本の被災者のための祈りと寄付が行われている。

司教らは信徒たちへの声明で、「(日本からの)ニュース映像と私たちの1999年9月21日の震災の経験から、日本の人々の苦しみを理解し、悲しみを感じることができる。台湾の司教らは日本の司教団に連帯と支援の書簡を送った」と述べている。

台湾の司教らは、キリスト教徒の医療関係者に、日本での救援活動への参加を広く呼びかけた。







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