教皇、ロシア大統領と会談

教皇ベネディクト16世は、17日、ロシアのメドベージェフ大統領をバチカン宮殿に迎えられた。

両者の会談では、ロシアと教皇庁の友好に満足が表され、2009年末の両国間の正式な外交関係樹立を経て、その関係が今後より深まることが期待された。

また、人間的・キリスト教的価値の推進、文化・社会における両国の広い協力についても話題が及んだ。

さらに、この席では、諸宗教対話が社会にもたらす貢献や、中東をはじめとする世界情勢をテーマに、意見交換が行われた。

大統領はこの後、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿と外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会談を持った。