2011-01-19 17:40:05

教皇、新求道共同体との集い


教皇ベネディクト16世は、17日、バチカンのパウロ6世ホールで、新求道共同体の関係者との集いをもたれた。

この出会いには、同共同体の創始者キコ・アルグエリヨ氏、カルメン・エルナンデズ氏をはじめ、運動に参加する司祭・神学生・カテキスタ・信者らおよそ7千人が参加した。

参加者への挨拶で教皇は、教区や小教区において、洗礼の豊かさの段階的かつ根本的な再発見を促すことに貢献する、同共同体の40年以上にわたる活動を振り返られた。

2008年に最終認可された共同体の会則に次いで、教皇庁諸機関の作業により「新求道共同体の要理教育上の規則」が最近認可されたことに触れながら、教皇は同共同体がバチカンと教会の司牧者への従順の下、洗礼の恵みの再発見と新しい福音宣教のために寄与することを期待された。

教会が新求道共同体を聖霊の特別な恵みとして認めるように、同共同体もまた教会全体に大きな調和をもって溶け込むことを希望された教皇は、「イエスの弟子たちの間の兄弟的交わりこそが、イエス・キリストの名に対する一番の大きな証しです」と述べ、司牧者らをはじめ地方教会のすべての成員との交わりを常に追求し、自分たちが派遣された土地のそれぞれかなり異なる教会的環境に配慮するよう願われた。

教皇はこの席で、現在世界5大陸で活動する同共同体のおよそ600の宣教家族に加え、このたび新たに230家族が各国に派遣されることを喜ばれ、祝別された十字架を司祭と宣教家族の代表に手渡された。







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