2011-01-19 17:39:46

キリスト教一致祈祷週間始まる


キリスト教一致祈祷週間が、18日より始まった。

同週間は、毎年1月18日から25日までキリスト教諸教会の間で行なわれるもので、「すべての人を一つにしてください」という最後の晩餐でのイエスの祈りを思い、同じキリスト者として、共に祈り、分かち合い、一致の精神を示すことを目的としている。

米国の聖公会司祭(後にカトリックに改宗)で、アトンメント会創立者のポール・ワトソン神父が、キリスト教の一致を願い1908年1月18日(当時の暦でペトロの使徒座の祝日)から25日(聖パウロの回心の祝日)まで、8日間の祈りを捧げることを提案したことがこの祈祷週間の起源となった。 

今年の祈祷週間のテーマには、エルサレムの教会によって「使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることにおいて一つ」(使徒言行録2・42)が選ばれた。

教皇は祈祷週間の最終日、25日、ローマの城壁外の聖パウロ大聖堂で、諸キリスト教会の代表者ら参加のもと、夕べの祈りをとり行われる。







All the contents on this site are copyrighted ©.