教皇、ユネスコ事務局長とお会いに

教皇ベネディクト16世は、17日、バチカンに国際連合教育科学文化機関（ユネスコ）のイリナ・ボコヴァ事務局長を迎えられた。

和やかな雰囲気のもとに行われた両者の会談では、教皇庁も積極的に参加し、大きな関心を寄せる、教育・科学・文化等におけるユネスコの活動について豊かな意見交換がなされた。

また、これに関連して、人間の総合的な発展と、良質な教育をすべての人に保証する必要が強調された。

さらに会談では、世界文化遺産の保存や、環境保護、文化間の対話などにも話題が及んだ。

同事務局長は、この後、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教と会談した。