2011-01-03 18:59:42

教皇、今年10月にアッシジで諸宗教代表者参加の平和祈祷集会開催


教皇ベネディクト16世は、バチカンで1日、正午の祈りの集いを持たれた。

神の母マリアの大祝日とカトリック教会の「第44回世界平和の日」を記念した元日、教皇は聖ペトロ大聖堂でのミサに続き、聖母マリアへの祈り、アンジェラスの祈りを巡礼者と共に唱えられた。

教皇は新年にあたり、すべての人々に平和と善を願いながら、イエス・キリストを通して神から人類に平和の賜物が与えられるよう、神の母マリアの取次ぎを祈られた。

2011年の世界平和の日のテーマは、「平和への道としての信教の自由」。平和構築への挑戦の中で、最も急務とされるものとして、教皇は宗教の自由を挙げられ、これを脅かす今日の2つの対極的な傾向として、世俗主義と原理主義を示された。

宗教の自由は人間の尊厳に深く関わるものであり、平和構築への重要な道であると強調された教皇は、1986年に教皇ヨハネ・パウロ2世がアッシジで行った平和のための祈祷集会から今年で25周年を迎えることを記念し、来る10月にアッシジで諸宗教代表者と共に同集会を開催する旨を予告された。







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