Home Archivio
2010-12-06 17:19:58
暴力や不寛容のあるところにイエスの和解と平和を、教皇、日曜正午の集い
教皇ベネディクト16世は、バチカンで5日、正午の祈りの集いを持たれた。
教皇はこの席で、主の訪れを待ち望む待降節に、世界に見られる暴力や不寛容、苦難の状況に対し、イエスが慰めと和解、平和を与えるように祈ろうとアピールされた。
そして、教皇は特にキリスト教徒とイスラム教徒へのテロ攻撃が続くイラク、キリスト教徒と警察の衝突で死傷者を出したエジプト、シナイ砂漠で拉致されているエリトリア難民のように人身売買や犯罪の犠牲となっている人々らを思い起こされた。
すべての人の権利の尊重は、文明的共存のための必要条件と述べた教皇は、主への祈りと私たちの連帯が苦しむ人々に希望をもたらすことができるようにと祈られた。
教皇は集いの説教で、「悔い改めよ、天の国は近づいた」と救い主の訪れに備えて人々に回心を説いた洗礼者ヨハネの姿(マタイ 3,1-12)を示しながら、私たちもまた、この待降節に、世という砂漠に聖書を通して響く神の声に耳を傾けるよう、信者たちを招かれた。
All the contents on this site are copyrighted ©.