2010-11-29 18:51:56

教皇による待降節入りの晩課、生まれてくる命のために祈る
 


教会の暦は、27日夕より、降誕祭を準備する期間「待降節」に入り、これと同時に新しい典礼年を開始した。

同日、教皇ベネディクト16世は、バチカンの聖ペトロ大聖堂で、待降節第一主日・第一晩課をとり行われた。

この夕べの祈りの集いで、教皇は「生まれてくる命」のために特別に祈りを捧げられた。

教皇は今月14日の正午の祈りの際、主の降誕を準備する待降節を、すべての人命のために神の保護を祈り、両親から与えられた命の賜物を神に感謝するよい機会であるとし、特に待降節初日の第一晩課に「生まれてくる命」のために祈るよう教会全体に呼びかけておられた。

様々な口実と共に人間の良心を麻痺させる今日の文化傾向の中で、教会は「一度受胎した命は最大の注意をもって守るべき」というメッセージを明確に伝えなければならない教皇は述べ、命が常に尊重される文化の推進を、政治・経済・マスメディア・医療分野をはじめすべての人々にアピールされた。







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