2010-11-22 17:38:41

ナヴァレテ・コルテス枢機卿逝去、グレゴリアン大学・元学長


教皇庁立グレゴリアン大学の元学長、ウルバーノ・ナヴァレテ・コルテス枢機卿が22日、逝去した。90歳だった。

ナヴァレテ・コルテス枢機卿は、1920年、スペインに生まれた。同国で内戦が勃発した時代に召命を育て、1937年、イエズス会に入会。1952年、司祭叙階。1958年より、教皇庁立グレゴリアン大学で教会法を教えた。同大で学部長15年間、学長の任に6年間あったほか、教理省、最高裁判所、法文解釈評議会等、教皇庁の様々な機関で教会法の専門家として顧問を務め、多くの著書を残した。2007年、教皇ベネディクト16世により枢機卿に任命された。

教皇は、イエズス会総長アドルフォ・ニコラス神父に宛てた弔電で、ナヴァレテ・コルテス枢機卿の、司祭をはじめとする若い世代の育成と、法学者としての教会への奉仕に捧げた生涯を思い起こされ、冥福を心から祈られた。







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