2010-11-20 18:18:17

中国でバチカン非公認の司教叙階、教皇庁、遺憾の意を表明


中国で20日、教皇庁の公認を得ない司教叙階が行われたことに、バチカンは深い遺憾の意を表明した。

河北省の承徳教区・平泉の教会で行われた郭金才神父のカトリック司教としての叙階は、教皇からの委任を受けていない教会法上非合法のものとして、バチカン広報局長フェデリコ・ロンバルディ神父は式に先立って抗議の声明を発表。

この非合法な司教叙階は「宗教と良心の自由を侵害する」ばかりでなく、「中国と教皇庁の近年の構築的関係を傷つけるもの」と厳しく非難した。

カトリック系通信機関AsiaNewsによれば、この叙階式には教皇公認の司教ら数人が行政当局から強制的に参加させられたという。

また、叙階式が行われた教会周辺には公安隊が配置された一方、地元のカトリック信者たちはこの出来事を悲嘆していると伝えている。







All the contents on this site are copyrighted ©.