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2010-11-18 16:13:42
教皇一般謁見・カテケーシス要約(2010.11.17)
親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日のカテケーシスでは、12世紀末に生まれた、コルニヨンの聖ジュリアーナを考察しましょう。彼女はリエージュの聖ジュリアーナとしても知られています。
ジュリアーナは幼くして孤児となり、アウグスチノ会の修道女となりました。
彼女は知的・文化的に非常に高いレベルにあっただけでなく、観想的祈りに専念し、特に聖体に対して深い信心を持っていました。
ジュリアーナは神からの視幻を受け、典礼における聖体の祝日の制定と促進のために働きました。
「コルプス・ドミニ」、すなわちキリストの聖体の大祝日は、最初にリエージュ教区で祝われ、そこから次第に広まっていきました。
かつてリエージュで聖ジュリアーナと会い、彼女のことを知っていた教皇ウルバヌス4世は、「コルプス・ドミニ」を全教会の大祝日とし、典礼文の作成を神学者、聖トマス・アクィナスに依頼しました。そして、教皇自身がオルビエートで荘厳にキリストの聖体の大祝日のミサを捧げました。
コルニヨンの聖ジュリアーナの取次ぎにより、私たちも聖体に実在するキリストへの信仰を新たにすることができますように。また教会において、キリストの御身体と御血の秘跡に対する信心がますます大きくなり、多くの実を結ぶよう祈りましょう。
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