教皇庁人事：聖職者省長官にピアチェンツァ大司教、開発援助促進評議会議長にサラー大司教
 

教皇ベネディクト16世は、７日、クラウディオ・フンメス枢機卿の教皇庁聖職者省長官からの定年を理由とする引退を承認され、その後任として同省現次長のマウロ・ピアチェンツァ大司教を任命された。

ピアチェンツァ大司教は、1944年、イタリア生まれ。1969年、司祭叙階。2003年、教皇庁教会文化財委員会議長。同年、司教叙階。2007年、聖職者省次長。同年、大司教。

また、教皇は同日、ポール・ジョセフ・コルデス枢機卿の教皇庁開発援助促進評議会議長からの定年を理由とした引退を認められ、同評議会新議長にコナクリ名誉大司教で福音宣教省現次官のロバート・サラー大司教を任命された。

サラー大司教は、1945年、ガーナ生まれ。1969年、司祭叙階。1979年、コナクリ大司教。2001年、教皇庁福音宣教省次官。