2010-09-30 18:25:51

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2010.9.29)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

今日のカテケーシスでは、13世紀、ザクセンのヘルフタ修道院における重要人物の一人、ハッケボルンの聖メヒティルトについて考察しましょう。

聖メヒティルトは年若くして修道院に入り、聖書・典礼・教父学の伝統に生かされた、非常に高度で、知的かつ霊的な養成を受けました。

彼女は神秘的な観想から得た心的な照らしをもって、生涯中、たくさんの美しく深い祈りを作り、また、多くの人々に霊的な勧告や慰めをもたらしました。

聖メヒティルトは、謙遜と知性に優れ、神や聖人たちと親しい友情関係の中に生きました。

聖メヒティルトは、修練長、聖歌隊指揮者、そして修道院学校の校長を務めました。彼女は、ドイツ修道院霊性史において重要な位置を占める大聖ゲルトルートの霊的指導者でもありました。

聖書に導かれ、聖体に養われた聖メヒティルトの祈りの生活は、聖心の信心の中に表現されるキリストとの親しい一致へと彼女を導きました。

聖メヒティルトの取次ぎによって、私たちも主の聖心への信心をますます大きく育てることができますように。







All the contents on this site are copyrighted ©.