2010-09-10 13:58:26

教皇、英国公式訪問を前にメッセージ


教皇ベネディクト16世は、9月16日から始まる英国公式訪問を前に、同国国民に映像を通して挨拶をおくられた。

このメッセージは出発を一週間後に控えた8日の一般謁見の席上で読み上げられた。

教皇はこの中で、英国訪問を心待ちにする気持ちを述べながら、カトリック教会のみならず、政府、地方行政当局、その他すべての関係者による多大な準備に深い感謝を表された。

特に、バーミンガムで19日(日)にジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿(1801-1890)の列福式をとり行う喜びを述べた教皇は、司祭として模範的に生き、多くの著作を通して教会と社会に恒久的な奉献をした同枢機卿を偉大な英国人として回想。より多くの人々が彼の優しい叡智から有益なものを汲み取り、彼の誠実で聖性にあふれた生き方に倣うことができるようにと願われた。

教皇は、エリザベス2世女王、そして英国国教会カンタベリー大主教との会見、さらに同国を代表する様々な宗教・文化関係者らとの出会いに大きな期待を表明されつつ、英国国民に神の祝福を祈られた。

教皇の英国訪問は9月16日(木)から19日(日)まで。この間、教皇はエジンバラ、グラスゴー、ロンドン、バーミンガムの4都市を訪れる。







All the contents on this site are copyrighted ©.