2010-08-08 18:41:16

教皇、アブルッツォの巡礼聖堂で祈り


教皇ベネディクト16世は、6日、イタリア中部、アブルッツォ地方を私的に訪問された。

バチカン広報局長フェデリコ・ロンバルディ神父によれば、典礼暦で「主の変容」、すなわち高い山の上で祈っているうちにイエスの姿が変わったという福音書の出来事を記念したこの日、教皇は山上の小さな巡礼聖堂での黙想を希望された。

教皇が訪れたのは、ラツィオ州とアブルッツォ州の境、ペレート近郊の「貧しい人々の聖母巡礼聖堂」。ここで教皇は同行の小さなグループと共に祈りの時を持たれた。

この後、教皇はカルソリの女子修道院で昼食され、午後はロッカ・ディ・メッツォのサン・レウチョ教会で、2009年のイタリア中部地震の犠牲者のために祈られた。

教皇は同日夕方、カステルガンドルフォの離宮に戻られた。

アブルッツォ地方へは、教皇は先月4日、聖チェレスティーノ5世生誕8百年を記念し、スルモーナを司牧訪問されている。また、昨年4月には先の大地震で深刻な被害を受けたラクィラとその近郊を訪ね、被災者を励まし、祈りを捧げられている。さらに、2006年9月にも、マノペッロの巡礼聖堂を訪れている。







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