2010-06-30 18:31:49

教皇、エキュメニカル総主教庁使節を歓迎


教皇ベネディクト16世は、28日、正教会のエキュメニカル総主教庁(コスタンティノポリ総主教府)の使節を迎えられた。

エキュメニカル総主教庁使節は、6月29日の使徒聖ペトロ・聖パウロの大祝日のためローマを訪れた。バチカンはエキュメニカル総主教庁の保護聖人・聖アンデレの祝日に、また同総主教府はローマの保護聖人・使徒聖ペトロ・聖パウロの祝日に、それぞれ使節を交換している。

教皇はバルトロメオ1世総主教からの使節を温かく歓迎され、正教会とカトリック教会の対話・協力のますますの進展を願われた。

今年10月にバチカンで開催される「中東のための特別シノドス(代表司教会議)」におけるエキュメニカル総主教庁使節の参加に教皇は喜びを表明。中東のキリスト教徒たちが置かれた困難な状況は共通の関心事であり、同地域で少数派であるキリスト者たちの信教の自由と平和への熱望を考える上でも、キリスト教教会間の協力と、諸宗教間の対話はこの会議の重要なテーマとなるだろうと話された。







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