2010-05-17 19:13:58

キリストの昇天:教皇「私たちの眼差しを天と永遠のいのちに向けよう」


教皇ベネディクト16世は、バチカンで16日、日曜正午の祈りの集いをもたれた。

この日、多くの国のカトリック教会では「キリストの昇天」と共に、世界広報の日(テーマ:「司祭とデジタル世界における司牧、みことばに仕える新しいメディア」)が記念された。

教皇は、キリストの昇天は、主イエスの弟子たちからの別れのエピソードであるが、これは弟子たちを置き去りにしたのではなく、新しい形で彼らと永遠に留まるためであったと話された。

また、イエスは昇天の前に、聖霊を送ることを約束し、それに対して準備して待っているよう弟子たちに告げていることを指摘された。

昇天の主は、私たちの眼差しを天に向けさせ、永遠のいのちへの善の道を示してくださると述べた教皇は、イエスは人の歴史の中に留まり、信仰のために迫害されている人々、疎外された人々、いのちの権利を否定された人々と共にいて、皆の歩みを見守ってくださると強調された。

教皇はさらに、この復活節に堅信の秘跡を受けるための準備している若者たちにみ言葉と赦しの秘跡、聖体を大切にするよう勧められると同時に、司祭らに生活と行いの中で福音をはっきりと証し、コミュニケーション手段の正しい使用を通して教会生活を伝え、人々がキリストのみ顔を見出せるよう助けて欲しいと願われた。

教皇は先週行われたポルトガル訪問の実りをファティマの聖母に感謝されつつ、信者たち一人ひとりがイエスを証しできるよう聖母の保護を祈られた。







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