教皇、コンゴ民主共和国の新大使と会見、平和構築への取り組み呼びかけ
 

教皇ベネディクト16世は、29日、コンゴ民主共和国の新大使とお会いになった。

この日、バチカン宮殿を訪れたのはジャン・ピエール・ハムリ・ムペンダ大使。

同大使から信任状を受け取られた教皇は、挨拶の中で同国の社会全体を苦しませている国内闘争を完全に終結することを願われた。

そして、教皇はコンゴ民主共和国に平和と法を尊重する社会がもたらされるよう国際共同体に支援協力をアピールされた。

また、教皇は特に青少年の教育の重要性を強調。子どもたちの就学を支援し、知識はもとより堅固な道徳価値を育むことが、暴力のない平和な社会の構築につながると話された。