2010-04-12 17:56:18

教皇、カステルガンドルフォで日曜正午の集い


教皇ベネディクト16世は、11日、カステルガンドルフォの離宮で日曜正午の祈りを信者と共に唱えられた。

教皇は復活祭をローマ郊外カステルガンドルフォで過ごされている。

主の復活の大祝日後の最初の日曜日は「白衣の主日」と呼ばれる。教皇は、この名前が復活祭の夜に洗礼を受けた信者たちがその際受けた白衣を8日後に脱ぐ習慣から来ることを説明された。

さらに、この日曜日はヨハネ・パウロ2世によって設立された「神のいつくしみの主日」であることをも指摘された。

教皇はこの日のミサ中朗読されたヨハネ福音書(20,19-31)中の、復活したイエスが弟子に現れたエピソードを取り上げ、ここで豊かに表される神のいつくしみと愛を観想された。

この集いで教皇は、ロシア西部スモレンスク郊外で起きたポーランド政府機墜落事故で亡くなったレフ・カチンスキ大統領夫妻はじめ政府要人、従軍大司教を含む宗教関係者ら、すべての犠牲者の冥福を祈ると共に、ポーランド国民にお悔やみを述べられた。

また、教皇はイタリア・トリノで前日から始まった聖骸布の公示に言及。ご自身もこのために来る5月2日にトリノに赴かれる予定であると話され、聖骸布の崇敬を通して信者らがキリストの苦しみの神秘を観想し、神の御顔を熱心に捜し求めることを願われた。







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