2010-03-08 18:12:29

教皇、ローマの十字架の聖ヨハネ教会を司牧訪問


教皇ベネディクト16世は、7日、ローマ市内の十字架の聖ヨハネ教会を訪れた。

四旬節中の恒例として、教皇はローマ教区内の小教区を司牧訪問される。

このたび教皇が訪問された十字架の聖ヨハネ教会は、ローマ北部に25年前に創立された小教区で、信徒たちはカリタスを始め様々な教会活動に積極的に取り組んでいる。

この朝、教皇は同教会に詰め掛けた鈴なりの信徒たちの熱い歓迎を受けられた。

教皇はミサ中の説教で、何の当てもない他のメッセージを漠然と待つだけの生き方から脱し、キリスト者はイエスの福音を自分のものとしてダイナミックに生き、生活や仕事や学業の中でそのメッセージを積極的に伝えることが大切と信者たちに説かれた。

また続いて行われた信徒との交流の集いにおいても、生きた石でできた教会を皆で形作り、そこから神の御言葉の光を発信して欲しいと励ましをおくられた。

教皇はこの日の温かい出会いに心から感謝され、実り多い復活祭を迎えるよう人々に願われながら、バチカンに戻られた。







All the contents on this site are copyrighted ©.