2010-02-02 17:57:49

「愛こそ最高の道、最高の賜物」教皇、日曜正午の祈り


教皇ベネディクト16世は、31日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えられた。

集いの説教で教皇は、この日ミサ中朗読された、聖パウロのコリントの信徒への手紙1の有名な「愛の賛歌」の箇所 (12,31-13,13)を取り上げられた。

この箇所でパウロは、完徳の最高の道として「愛」を示している。

愛、すなわち神がイエス・キリストにおいて啓示された真の愛こそ、最高の賜物であると教皇は強調。神は愛であり、私たちはそれに似た者であろうとするがゆえに、愛だけは唯一永遠に残るものであると話された。

教皇は、愛はキリスト者の特徴、人生の総括であると述べると共に、神の本質、また神と神を信じる人の行動様式としての愛の2つの側面に触れ、その2つが完全に一致しているキリストは、まさに生ける愛であると説かれた。

教皇はこの日記念された聖ヨハネ・ボスコに倣い、司祭たちが常に若者たちの教育者・父であるようにと願われた。

さらに、この日行われた世界ハンセン病デーに言及。ハンセン病患者の救済に尽くした聖ダミアン・デ・ブースター神父に、今日もまだハンセン病で苦しむ患者と、同病の撲滅のために働く医療関係者らを保護に託された。

また、この日は聖地の平和祈願日であることを紹介された教皇は、聖地の教会関係者や世界中のキリスト者と共に平和への祈りに一致するよう招かれた。







All the contents on this site are copyrighted ©.