2010-02-01 17:47:26

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2010.1.27)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

中世のキリスト教文化についてのカテケーシスを続けながら、今日は教会史における最も偉大な人物の一人、アッシジの聖フランシスコについて考察しましょう。

聖フランシスコの生涯やその回心、キリストへの完全な帰依、その清貧や苦しみの物語は広く知られています。 聖フランシスコは、聖クララも含めた小さな兄弟たちの共同体を作った後、その生活様式の承認を教皇イノセント3世から受けることを望みました。

彼らのこの運動は、教会の聖性と福音宣教にこれまでになかった刷新をもたらすことになりました。

聖フランシスコは、その生涯の終わり頃、十字架にかけられたキリストへの同化の頂点として、ラ・ヴェルナでキリストの聖痕を受けました。

また、聖フランシスコは、キリストの現存としての聖体の秘跡に大きな信心を抱いていました。

さらに、全被造物、大自然を神のみ手になる傑作として深く愛したことでも知られています。

聖フランシスコの生き方とその教えは無数の人々を教化し、彼の清貧の精神を通してキリストに倣いたいとの強い願望を多くの人々に抱かせました。

聖フランシスコの模範から、主と教会に対するより大きな愛と、キリストに倣うことで生まれる無限の霊的喜びと聖性の追求を学ぶことができますように。







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